栽培

第40回 トゲの無いバラには香りが無い?

最近トゲの無いバラが多くなってきました。近所で咲いているバラは最新流行の品種なのでトゲがありません。ものすごく咲いているのにバラの香りが漂ってこないことに気がつきました。不思議です。 我が家には野生のバラがありますが、香りが強く5~10m離れて…

第32回 梅の花が下向きに咲くことに気がつきました

3月になりました。我が家の梅が満開です。 小さな発見 その1 梅の花は下向きに咲く 2階から見下ろして写真を撮りました。白梅(しだれ梅)も紅梅も下向きに咲いていることに気がつきました。 地上から見上げて撮るとこのようになります。 小さな発見 その2…

第23回 夏は雑草との格闘

長野県塩尻市の山中、塩尻峠に近い所にわずかな土地があります。市街化調整区域なので家は建てられません。そこでこれまでこのブログで紹介したように種から育てた樹木をせっせと植えています。始めた頃は竹藪とゴミ捨て場でした。少しずつ開墾して、これで…

第8回 春になりました。2021年春分の日の出来事。

細かく見ると季節の動きが微妙に違います。桜の開花が早くなっただけではありません。ハナカイドウが咲きました。以前は桜より遅く咲きましたが、昨年と今年はほぼ同時に開花しています。 積算温度と植物の反応で説明がつくのでしょうが、手もとにデータが無いし素…

第6回 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」の根拠は何でしょう? 私は樹形のことを言っていると思っています。桜は放置しても美しい樹形に育ちます。むしろ切らない方が樹形が整うと言ってもよい。しかし、梅は放置すると徒長枝(夏枝)が伸びてほうきを逆さに立てような…

第4回 虫たちと付き合う

バラの花の中に虫たちの世界ができています。 クマンバチが来襲して虫たちを蹴散らしてしまいました。 コガネムシ(たぶんヒラタアオコガネムシ)がヒマワリのめしべをむさぼり食っています。こうなると害虫です。 これを面白いと見るか気持ち悪いと思うかで…

第5回 虫たちと付き合う その2 害虫を管理する。

害虫防除は英語でPest Controlです。あるいはPest Managementと言ったりします。病害虫雑草を含めるとPlant Protectionと言います。日本語の「防除」は「殺す、除去する」というニュアンスが強いように思えますが、英語のControlやManagementは「管理する、…

第3回 勝手に生えてくる植物

庭の管理をする作業の中で一番大変なのは草取りです。特に真夏にやぶ蚊と闘いながらの作業は本当に大変です。しかし、これを手作業にしなければならない理由があるのです。 庭の一角がこの写真のようになってました。さて、どれを残してどれを抜きますか? …

第2回 晴れた空に種をまこう

第1回でご紹介した「さくらんぼの種を発芽させる方法」と同様な方法でいろいろな植物のたねを発芽させることができます。要するに鉢に土を入れて種をまき、屋外で乾燥しないように越冬させると春になって発芽するという方法です。 これはサネカズラです。西…

第1回 さくらんぼの種を発芽させる方法

さくらんぼを食べた後、残った種を見て植えてみようかなと思ったことのある方はおられますか?これはそんな生き物に興味をお持ちの方に読んで頂きたいブログです。 この方法で本当にさくらんぼの苗ができます。最初にお断りいたしますが、これは私の発明では…