番外 猫論2 7歳になった中年ネコ

 我が家の雌猫が我が家の軒下で生まれてから7歳になりました。と言っても避妊して飼い出してから6年たっているので推定で7歳です。猫の寿命を15年とすると7歳はちょうど半分。人間の40歳くらいに相当するはずです。行動がやや落ち着いてきたような気がします。猫は毎日行動パターンが変わります。若いときはこの変化が大きかったのですが、最近は比較的 行動パターンが一定して来たようです。例えば、朝帰ってきて餌を食べて昼過ぎまで寝て出て行って、夕方帰ってきて餌を食べてまた出て行って、暗くなると帰ってきて寝て、夜中に飼い主を起こしてまた出て行くという一日です。ちなみにこのパターンとは異なる日常もあります。帰ってこなくてもあまり心配しないことにしています。

 雨上がりの朝に、久しぶりに獲物を捕ってきました。これまでも何回か狩に成功していますが、雨上がりが多いようです。

 このまま家に入ろうとするので窓を閉めて拒否しました。するとネズミを離したり捕まえたりして遊び始めました。ちなみにこの日は夕方まで帰って来ませんでした。狩りに成功して興奮したか、締め出されてご機嫌が悪くなったかだと思います。

 

 後でネズミの死体を探しましたが見つかりません。おそらく食べてしまったのだと思います。だいたい骨ごとすべて食べます。尻尾だけ残っていたこともありました。

 この調子なので猫を外に出すのは鳥類を含め野生小動物の減少につながるのでやめるべきとの議論があります。たぶんその通りと思います。ネズミなど害獣を食べてくれるだけなら良いのですが、それだけでは済まないでしょう。飼い方が雑で申し訳ない。

 この猫は子宮を取ってしまったので繁殖できません。あと7~8年 幸せに生きてくれれば良いと思っております。