またやらました。2~3日目を離したらツゲの木の葉っぱが無くなりました。ツゲノメイガと思われます。幼虫が見つからないので、終齢の大きな虫がいて、巣立ってしまったようです。殺虫剤は害虫以外の虫も殺してしまうので必要最小限を心がけて遠慮しながら使っています。それでも木々を守ろうとする本当に毎日注意深く木を観察してタイミングを失わないようにしなければなりません。しかし、これだけ何度もやられると気分が悪い。
天敵のアシナガバチがパトロールに来ていました。本来はこいつらが幼虫を食べてくれればいいのですが、この時期は蜂の個体数がまだ少なく、たいして戦力になってくれません。6月頃は肉食の蜂もまだ数が少ないし、カマキリは小さいしで天敵が機能せず害虫の天下になってしまうようです。
3年ほど前に害虫の被害に合った枝です。管理が悪く日当たりが良くないこともありますが、回復せずに枯れてしまいました。害虫の被害もおそるべしです。
ツツジにルリチュウレンジバチが来ていました。こいつは害虫です。右の写真はおそらくこいつの幼虫の食害です。殺虫剤で駆除した後です。
ツツジにはカマキリもいました。この時期のカマキリは小さいので、これも戦力になりません。かわいそうですが殺虫剤をまいたのでいなくなるでしょう。トカゲもいました。これも害虫の天敵です。これには殺虫剤は効かないので生き残るでしょう。
グンバイムシが出始めました。ハダニの食害と思っている方が時々いますが、虫の食害です。ツツジなどいろいろな樹につきます。これはボケです。
上の写真の真ん中あたりを拡大すると...............いました。
というわけで雨の合間に殺虫剤散布しました。
カメムシの誕生に出くわしました。種類等は知識不足でわかりません。卵がカメの形をしているのでカメムシというそうです。害虫かもしれませんが、わからないので「疑わしきは罰せず」で放免です。