自治会長になってしまった。第8回 灼熱の敬老会 老人は状況に合わせて行動を変えることができない

 自治会連合会主催の敬老会が小学校の体育館で行われました。冷房はありません。大きな扇風機を持ち込み、看護師が冷水と氷を用意して待機。こんな状態なので普通は進行を早めるはずです。

 私の役割は後片付けでした。猛暑の中 短縮して早く終わるだろうと見込んで、少し早めにでかけました。しかし、老人たちはせっかく練習してきた隠し芸をゆうゆうと続けてやめようとしません。主催者も堂々たるもので最後にクイズ大会を予定通りやりました。「サザエさんの結婚前の職業はスチュワーデスである。〇か×か」そんなこと知るか、早く終われ!!

 我々は若い頃(今もそうですが)空気を読むのに苦労しました。考えてみれば後期高齢者は空気を読む必要はないのです。ご家庭で嫌われないことを祈るばかりです。

 下の写真は今話題になっているAIによる画像です。Bing GPT-4に「真夏の敬老会」の題で画像を作らせたらこうなりました。現実の写真ではありません。顔も食べ物も文字も全て「変」で「不気味」です。このGPT-4は情報検索には便利です。しかし、絵を描かせるとだいたいホラーになります。

真夏の敬老会のイメージ図